陶芸家・宮下サトシ “Mind Wandering” -Satoshi Miyashita Solo Exhibition-開催
本展では、混沌の刹那から生まれた宮下の作品をお披露目致します。
オブジェや酒器、茶器など多様な新作の数々を是非ご覧ください。
PROFILE
宮下サトシ
1992 年東京都⽣まれ。 2016 年多摩美術⼤学⼯芸学科陶専攻卒業。 アメリカのカートゥーンアニメーションに影響を受けた宮下サトシの作品は、ビビットな色彩と、かわいらしさ・皮肉・暴力性などが交じり合う、サイケデリックな世界観が特徴的。アニメ・マンガといったサブカルチャーを取り込み、陶の素材を用いて現代アート作品を制作する「重みのあるカートゥーン」が、今注目を集めている。
※この展示会は終了しました。沢山の方にご来場いただき、ありがとうございました。
この度B-OWND Galleryでは、B-OWND初となる陶芸家・美術家の宮下サトシの個展“Mind Wandering”を開催いたします。
情報が溢れかえる現代社会において、日々多くの情報を受信するなか、悩み、憤り、喜び、さまざまな感情を抱くうち、ふとキャパシティを超える瞬間が訪れる。クレイアニメーションのように、繰り返すメタルフォーゼの一瞬をとらえたかのような作品には、宮下のその時々の感情が含まれている。
陶芸の静的な特性は、物理的な形や質感の追求から生まれ、触れる人々に思索を促す。
しかし、アニメーションの持つダイナミズムを陶芸に組み入れることで、観る人々を物語へと没入させ、感情移入を通じた行動の変化をもたらす。
宮下は、身体性が直接伝わる手びねりとゾートロープ等のアニメーションの手法の掛け算によって、即興的に予期せぬ形を探る過程の集積から物語を紡ぎ出していく。この創造的なプロセスは、マインドワンダリングという絶えず感情や思考が彷徨っている感覚に深く結びついている。 この定まらない状態の中に宮下は創造性の発露を見い出し、マインドフルネス的な静謐な状態とは対極の様々な情報が渾然一体となるマインドワンダリングの感覚から静謐な陶芸の世界に動的な物語を織り交ぜていく。
本展では、混沌の刹那から生まれた宮下の新作をお披露目致します。オブジェや酒器、茶器など多様な作品を是非ご覧ください。
宮下サトシ個展 “Mind Wandering” -Satoshi Miyashita Solo Exhibition-
【概要】
※この展示会は終了しました。沢山の方にご来場いただき、ありがとうございました。
会期:2024年11月13日(水)~19日(火)
会場:阪急メンズ東京 7F B-OWND Gallery
〒100‐8488 東京都千代田区有楽町2-5-1
電話:03-6252-1381(代表)、03-6252-5467(直通)
営業時間:平日 12時~20時、土・日・祝日 11時~20時