【マンガ家「永井豪」✕古賀崇洋がコラボ!】~陶芸家「古賀崇洋」が人気作品「マジンガーZ」を器へと再創造~
PROFILE
集英社マンガアートヘリテージ
「マンガを、受け継がれていくべきアートに。」をビジョンに掲げ、2021年3月にウェブサイトをオープン。集英社初の越境ECとして、国内外にマンガのアートプリントを販売。2023年11月には、麻布台ヒルズにリアル店舗「集英社マンガアートヘリテージ トーキョーギャラリー」を開廊。尾田栄一郎『ONE PIECE』、久保帯人『BLEACH』、池田理代子『ベルサイユのばら』、田名網敬一×赤塚不二夫『TANAAMI!! AKATSUKA!!』などの作品を取り扱う。ブロックチェーンNFTと連携する販売証明書を発行。所有する作品に応じて、会員サイトでオリジナルコンテンツを閲覧できる。ウェブサイト:https://mangaart.jp/ja
漫画家・永井豪
1945.9.6生まれ、石川県出身。1967年『目明しポリ吉』(「ぼくら」掲載)でデビュー。1968年『ハレンチ学園』を「週刊少年ジャンプ」で連載開始。1972年にはテレビアニメーションの企画と同時並行し『デビルマン』を「週刊少年マガジン」に、『マジンガーZ』を「週刊少年ジャンプ」に連載する。1973年には『キューティーハニー』を「週刊少年チャンピオン」で連載。2024年現在も連載作品を持つ。2019年には、フランス政府から芸術文化勲章(シュヴァリエ)を授与された。
古賀崇洋(TAKAHIRO KOGA)
1987年福岡県出身。2010年佐賀大学文化教育学部美術・工芸課程卒業。2011年より鹿児島県長島町にて作陶。2017年より福岡県那珂川町、鹿児島県長島町にそれぞれ工房を構え、現在2拠点で作陶している。
千利休をリスペクトし、あえて相反する美意識として「反わびさび」を掲げる。その作風は、モノの存在感を際立たせるための、ド派手で豪華な色彩と、無数のスタッズが特徴的。 日本美術・文化の伝統的な造形をアップデートし、現代社会の問題意識などを反映させた作品を制作している。
陶芸家・古賀崇洋と漫画家・永井豪の人気作品「マジンガーZ」とコラボレーション・器へと再創造した作品「頬鎧盃 究極機械魔神形」を2024年12月3日(火)よりアメリカ・マイアミにて開催される「SCOPE MIAMI BEACH 2024」にて発表します。
巨大人型ロボットアニメの先駆者的存在となった永井豪氏作の「マジンガーZ」をモチーフに、古賀氏の代表作である現代の志高い武将たちへエールを送る作品「頬鎧盃」を制作いたしました。
永井豪氏本人及びダイナミック・プロダクション監修の作品となります。
武将の頬鎧にインスパイアされた盃で、マスクのような形でありながら実際に使える茶器でもあります。当作品は限定2作品となり、B-OWNDブースと「永井豪」作品を展示する集英社マンガアートヘリテージ両方のブースでご覧になれます。
また、年明け(2025年)には国内での展示及び限定エディション数での販売開始も予定しています。
写真:木村雄司
【作品名】頬鎧盃 究極機械魔神形
【アーティスト】古賀崇洋×永井豪
【コンセプト】マンガ・アニメが国内外で台頭している現在の礎を築いた存在であり、1970年代に漫画やテレビアニメで大人気となった「マジンガーZ」はその後続くロボットアニメの源流であり、アート作品として出展されることに意義がある。人がロボットに乗り込み強化される様子は、鎧を装着して強化される現代の武将たちと共通点があり頬鎧盃として再創造された。
【制作年】2024年
©2024 Go Nagai / Dynamic Production
SCOPE MIAMI BEACH 2024
【概要】
会期 2024年12月3日(火)~2024年12月8日(日)
会場 SCOPE MIAMI BEACH pavilion(801 Ocean drive Miami beach, FL33139,USA)
主催 SCOPE
公式ウェブサイト https://scope-art.com/
【B-OWNDブース】 G019・H021
【集英社マンガアートヘリテージブース】D023
陶芸家・古賀崇洋 コメント
世界初、巨大人型ロボットに乗り込み操縦して敵と戦う『マジンガーZ』。
世界初、装着できる器として戦国武将の防具兼威嚇の役割があった頬鎧をモチーフに十数年シリーズ化してきた『頬鎧盃』。
装置と一体化するという二つの共通項から今回のコラボ作品「頬鎧盃 究極機械魔神形」が完成しました。
数々のヒット作を生み出して、日本のみならず世界中の人々に多大なる影響を与えてきた漫画界の伝説、永井豪先生とのコラボ作品が実現して、大変嬉しく光栄に思っております。
作品の確認時に永井豪先生にお会いした際、とても緊張しましたが、完成した頬鎧盃作品を見て「これでなんのお酒呑もう!」と大変気に入って頂いたのが印象的で、安堵と嬉しさ、達成感が同時にきて胸一杯になりました。
頬鎧盃シリーズの作品の幅、今後の可能性が広がる、とても記念になる作品ができました。
何より作っていてとても楽しかったです。
「頬鎧盃 究極機械魔神形」はMiamiにて初お披露目になります。
世界中のたくさんの人にコラボ作品を体感して頂きたいです。
<参加アーティスト>
古賀崇洋 TAKAHIRO KOGA
日本文化の「不完全性を愛でる」という美意識を、戦国時代に花開いた「わびさび」などシンプルで簡素なものだけではなく、派手な歌舞伎や侍文化にも垣間見られることに着目し、現代の志高い武将たちへエールを送る「頬鎧盃」や招き猫等の縁起物をモチーフにした代表的なシリーズを展示いたします。
古賀崇洋