『point 0 marunouchi』×B-OWNDで実証実験Phase2開始!
実施しているアートの実証実験Phase2を開始しました。
B-OWND参加アーティストのアート作品を展示しています。
展示の様子をお見せするとともに、新しく参加されたアーティストをご紹介します。
丹青社が参画 している会員型コワーキングスペース『point 0 marunouchi』(※注釈)において、オフィスにアート作品を取り入れた際に、利用者の行動や心理にどのような変化があるのかを測定する実証実験のPhase2を今週より開始しました。
B-OWND参加アーティストのアート作品を展示し、センサーや画像認識などのテクノロジーを駆使して測定を行い、アートがオフィスにもたらす効用を検証しようという試みです。
この実験により、アート作品をどの場所に置くことでどのような効果があるか、アートが人の感情・行動に与える影響や関係性などを検証し、オフィスだけにとどまらず、様々な空間とアートを掛け合わせる可能性をさぐります。
会員制のため、一般の方は入れませんが、オフィスの様子をこちらの記事で紹介します。
作品は、オフィス用什器に組み込む専用の展示什器を用意することで、アート作品を展示するスペースが予め設けられていない場所でも設置が可能になりました。
この作品は今月B-OWNDに登場したばかりのアーティスト・松林豊斎さんの作品です。
松林豊斎さんは、江戸初期に活躍した茶人、小堀遠州好みとして知られる、茶陶の名家である朝日焼十六世です。十六世松林豊斎の作品がみせる、月白釉の淡いブルーと落ち着いたグレーの組合せ。
その対比と均衡がつくる景色は、伝統的でもあり、トランスナショナルでもあります。
「土の美しさを引き出すのが自身の役割」と語る松林豊斎さんのインタビュー記事も12月2日公開予定です。ぜひご一読ください。
この作品は今月B-OWNDに登場したばかりのアーティスト・桝本佳子さんの作品です。
桝本佳子さんは、小学校3年生の時に始めた「茶道」をきっかけに、陶芸に興味を持ち、
より多くの人たちに親しみを持ってもらえる作品を作りたいと考え、
「ユーモア」を大切にしながら作品と向き合って来ました。
そんな桝本さんの作品は、「器であって器でない、ただそこにあるだけのもの」として作られています。他の作品もございますので、ぜひご覧ください。
B-OWNDは、今後もアートをもっと身近に、アーティストや作品との新しい関わり方を積極的に提案していきます。
この記事でご紹介した作品
WORDS
point 0 marunouchi(ポイント ゼロ マルノウチ) ダイキン工業株式会社、株式会社オカムラ、ソフトバンク株式会社、東京海上日動火災保険株式会社、三井物産株式会社、ライオン株式会社が2018年7月30日に共同発表した、空間データの協創プラットフォーム『CRESNECT(クレスネクト)』を活用し「未来のオフィス空間」づくりを目指すプロジェクトのひとつ https://www.point0.work/