アートとしての骨壺を展示する「A・LIFE・FROM・DEATH ― 死を日常に取り戻す、アートとしての骨壺展 ―」を8月6日より名古屋、9月10日より東京の2会場にて開催します。
「A・LIFE・FROM・DEATH ― 死を日常に取り戻す、アートとしての骨壺展 ―」を
8月6日より名古屋、9月10日より東京の2会場にて開催します。
PROFILE
市川透
熱い血が流れるような赤。スタイリッシュでメタリックな黒や金銀の光彩。その圧倒的な存在感から響いてくるのは、さながら〝自由への咆哮〟である。市川透は、備前焼をこれまで囚われてきた概念から、強烈な躍動美をもって、現代の社会と暮らしへ解放している。 市川は、生と死の緊張感を見据えることで、なにものにも束縛されない自由な魂を獲得してきた。自由であることの心地よさと力強さ。生きているということの熱と気高さが、私たちの前に強烈なインパクトをもって現れる。
井上祐希
1988年、佐賀県有田町に井上萬二の孫として生まれる。2011年玉川大学芸術学部卒業。人間国宝を有する有田焼・萬二窯の三代目。 筆を自由に振り動かすことで、荒々しくも絶妙な表現を楽しむ「釉滴(ゆうてき)」と呼ばれる技法を用いて作品を制作する。これは、偶然性・即興性を楽しむ、ストリートカルチャーに影響を受けたものであり、現代的な感覚で生み出される作風が、若者を中心に人気を集めている。
氏家昂大
1990年宮城県生まれ。東北芸術工科大学大学院 芸術文化専攻工芸研究領域 修了。2014年より定期的に個展を開催。ほか百貨店やギャラリーを中心に多数のグループ展に参加している。2022年より、岐阜県多治見市にて活動している。
作品は、いびつな形、凹凸に富んだ表面、毛細血管のように張り巡らされた鮮やかな色漆が特徴的。 多様性の受容が叫ばれる現代において、「端正」とは異なる「不完全な美」をありありと提示することで、自らの生きざまを表現している。
高橋奈己
東京都生まれ。 果実やつぼみなど自然が生み出すアシンメトリー(非対称)な造形の美しさに魅せられて以降、継続してそれらをモチーフに作品を制作し、分野を問わず国内外から熱い視線が注がれている。1997~99年ファエンツァ国立陶芸美術学校在籍。東京国立近代美術館やファエンツア国際陶芸美術館などにコレクションされている。
野田ジャスミン
1996年タイ生まれ。工芸は「使える」という特性を持つことによって、純粋なアートとして表現の評価がないがしろにされているのではないか。野田ジャスミンは、あくまで道具であることが工芸性であるとして、その工芸性を担保するため、器の形で作品を制作している。その一方で、いかにその役割を解放し、純粋に鑑賞の対象となる作品を制作できるか、その表現を探し求めている。
桝本佳子
1982年 兵庫県生まれ。桝本がもっとも大切にしているものの1つが「ユーモア」である。 美術や工芸の愛好家はもちろん、それらとは距離がある人たちにも受け入れてもらいたい、より多くの人たちに親しみを持ってもらえる作品を作りたいという考えのもと、目にした人の気持ちが明るくなるような、さらには開放感を感じてもらえるような作品を制作している。
横山玄太郎
アメリカ留学中に陶芸に出会った横山玄太郎は、造形の美しさや正確性よりも、発想力を磨く教育環境の中で制作に取り組んできた。 そこでは、意外性のあるオリジナルな作品が求められていたため、陶芸の素材を使いながらも、ごく自然にアート性の強い作品を生み出してきた。 弾力を想像させるような造形、歩くようなそぶりを見せるステム、リズムを感じさせる水玉。ときに重力に従い、ときにそれに反するかのような表現によって、横山の作品には、陶芸らしからぬ「動き」が生み出されている。

この度、B-OWNDは、アートとしての骨壺を展示する「A・LIFE・FROM・DEATH ― 死を日常に取り戻す、アートとしての骨壺展 ―」を8月6日より名古屋、9月10日より東京の2会場にて開催します。






《 ghost _ prism star # 01 》野田ジャスミン



◆展示会テーマ◆
かつて日本の家々には仏間があり、日々の暮らしの中で先祖や亡き人に思いを馳せる習慣がありました。しかし現代では、仏間や和室の消失とともに、死を静かに感じ取る機会が急速に失われています。死は忌避される存在となり、触れることさえ避けられがちです。けれども、本来「死」は「生」を照らす対極として、人の営みを深め、今を生きる力を与える存在であるべきです。
本展では、葬祭用品メーカー・三和物産株式会社と、工芸をアートするB-OWNDが協働し、9名のアーティストが「骨壺」という器を、それぞれの視点で現代のアートへと昇華させます。リビングにも置ける美しい造形は、日常の中に「死」と向き合う静かな時間を生み出し、故人と共に「今」を生きるきっかけとなるでしょう。
さらに、硯刻家・名倉達了による遺書をしたためるインスタレーションや、三和物産による現代の棺展示が、私たちの死生観に新たな光を投げかけます。
「死を感じる場を日常へ」――それは、よりよく生きるためのアートの挑戦です。


ここでしか見られない貴重な骨壺をぜひご覧ください。
A・LIFE・FROM・DEATH
― 死を日常に取り戻す、アートとしての骨壺展 ―
【名古屋会場】
会 期:2025年8月6日(水)~15日(金)
会 場:Blackbird Gallery
〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄3丁目7-30
電 話:052-990-4609
営業日:平日:11時〜18時 / 土・日:11時〜20時
※祝日の営業時間については、お問い合わせください
【東京会場】
会期 :2025年9月10日(水)~16日(火)
会 場:AFRODE CLINIC アフロードクリニック表参道
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3丁目5−7 BASE神宮前 B1
電 話:03-5843-0130
営業時間:月~日・祝日 10時~19時