ガラスアーティスト・ノグチミエコと宇宙工学研究者・山本大凱のコラボレーション展『月の気配 — 思考する物質』を開催いたします。
株式会社丹青社エントランススペース「クリエイティブミーツ」にて開催いたします。
7月11日(土)には、お二人のトークセッションの開催もございます。ぜひ足をお運びください。
PROFILE
ノグチミエコ
1989年に武蔵野美術大学ガラス研究会にてガラス制作を始め、1991年に武蔵野美術大学短期大学部工芸デザイン陶磁専攻科を卒業。2004年には、神奈川県藤沢市に吹きガラス工房 FUSION FACTORYを設立し、2023年より神奈川県内に新たな工房を構え、「MIEKO NOGUCHI」として活動を展開している。
ノグチは、この世界の森羅万象に宿る超自然的かつ神秘的な気配を、自在に変容するガラスという素材を通して表現している。宇宙、富士山、瀧、葛飾北斎の描いた浪などをモチーフに扱いながら、人智を超えた世界の広がりを俯瞰的な視点から捉えている。透明なガラスの内部に壮大な景色やエネルギーを凝縮することで、有限の物質のなかに無限の宇宙観や精神性を立ち上げ、鑑賞者に自然や宇宙の根源的なつながりを想起させている。

◆展示会テーマ◆
人類が地球の外へと生活圏を広げようとしている現代、月は単なる観測対象、遥かなる憧憬の地から、まさに手の届くリアルな目的地へと変貌を遂げはじめている。
本展『月の気配—思考する物質』は、ガラスの中に宇宙の神秘を追求してきたアーティスト・ノグチミエコと、宇宙空間における地産地消のものづくりに挑む研究者・山本大凱による、物質性と表現の間を探究する試みだ。

本展の核となるのは、月面を覆う砂の模擬物質「レゴリス・シミュラント」とガラス工芸の融合によって生まれた作品である。宇宙工学の研究者である山本が追究する、月面資源を活用したものづくりの実現という命題は、ノグチの感性によって「月の気配」を宿らせる詩的なメタファーへと昇華された。

かつてアポロが持ち帰った“月の砂”という物質が「憧れ」と「リアル」を結びつける媒介となったように 、本作に封じ込められたレゴリスは、古来日本人が月に抱いた繊細な眼差しと、未来の宇宙インフラが求める物質としての可能性を同時に内包している。
遥かな宇宙と私たちが呼応するひとときを、ぜひ会場でご体感ください。
<ノグチミエコ 新作オンライン販売>
展示の開催に合わせ、7月11日(土)10時~ノグチミエコの新作10点をオンラインにて販売いたします。
オンライン販売作品は、展示初日の7月10日(金)18時~会場にて先行販売いたします。実際に作品をご覧になりたい方は、ぜひ会場へお越しください。
※先行販売で、売済となる可能性がございます。予めご了承ください。
ノグチミエコ・山本大凱コラボレーション展『月の気配 — 思考する物質』
展示期間:2026年7月10日(金)~7月12日(日)
会場:株式会社丹青社 エントランススペース・クリエイティブミーツ
東京都港区港南1-2-70 品川シーズンテラス19F
営業時間:7月10日(金)18時~20時 / 7月11日(土)10時~20時 / 7月12日(日)10時~19時
トークセッション&レセプション:7月11日(土)18:00~20:00
ノグチと山本によるトークセッションを行います。
ご来場・トークセッションは予約制となっております。