古賀崇洋 2022年1月3日(月)、古賀崇洋氏の新作《頬鎧盃》を販売します!

陶芸家
2022年は、寅年。
新年1月3日(月)より、古賀氏の代表作《頬鎧盃》の「虎形」(とらなり)がバージョンアップした
「人虎形」(じんこなり)を販売いたします。
本記事では、これまでの《頬鎧盃》を振り返りながら、新作についてご紹介します。
販売の詳細については、記事の最後をご覧ください!



文:B-OWND
写真:木村雄司

《頬鎧盃》とは

古賀氏の代表作《頬鎧盃》は、戦国武将が身に着けたことで知られる「変わり兜」にインスピレーションを受けた作品で、頬に装着する鎧を模して作られた盃です。

2010年に制作が始まり、次々とそのシリーズが増えていった《頬鎧盃》は、現在基本の形は、11種、そしてそこから派生した複数のバージョンが発表されています。

今回の記事では、シリーズ12作目となる新作「人虎形」(じんこなり)についてご紹介します。

《頬鎧盃》に関しては、下記の記事もご覧ください。

《頬鎧盃》の「虎形」(とらなり)は、2013年ころ、戦国武将の武田信玄をイメージして作られた作品です。「虎形」にもさまざまなバージョンがあり、これまで、個展のメインビジュアル、プロダクト化など、《頬鎧盃》のなかでも、最も主要な作品として知られています。

なお、「虎形」がメインビジュアルとなった2021年の渋谷での個展については、こちらの記事をご覧ください。

この「虎形」がバージョンアップして出来上がったのが、《頬鎧盃》の第9作目となる、「人虎形」(じんこなり)です。

新作「人虎形」が登場!

「人虎形」は、その名の通り、人と獣の中間、人獣のような姿を意識して制作されました。

従来の虎形と比較し、より実物の虎の造形を意識し、口元はより大きく、相手を威嚇するような表情をしています。

色彩は金と銀、スタッズあり・なしと、複数の展開です。

また今回は、graffiti入りの《頬鎧盃》としても初登場となります。

これは、2021年10月、原宿での個展を契機に発表されたもので、特殊な技法によって刻印されたカラフルなgraffitiが特徴的です。「Get Stand Up」「Stay Gold」「Silver lining」といった、ポジティブな言葉がちりばめられています。

これまで、皿、酒器、ダルマなどに展開してきましたが、《頬鎧盃》として、初登場です。

なお、graffitiシリーズに関しては、コチラの記事もご参照ください。

「虎形」のプロダクトも販売中

現在、《頬鎧盃 虎形》のプロダクト作品を販売中です。

このプロダクトは、アート作品がより多くの人の手にわたるようにとの思いから、古賀氏とB-OWNDとのコラボレーションによって誕生しました。共同開発は、陶磁器の専門メーカー「ニッコー株式会社」です。

細部までこだわり、オリジナル作品の魅力をそのままに、手のひらサイズにしています。

古賀氏のサイン入りの桐箱に入れてお届けします。

>>購入はこちらからどうぞ!<<

次回の古賀氏の作品のオンライン販売予定は未定です。

この機会をぜひお見逃しなく!

【販売情報】

古賀崇洋 新作 《頬鎧盃》「人虎形」オンライン販売

日時:2021年1月3日(月) 12:00~

販売ページ:https://www.b-ownd.com/artists/qQPtWL/works